舞台は人をわくわくさせる輝かしい空間

代表取締役

谷井 一博Tanii Kazuhiro

ものづくりのエッセンスと、
電流が走るような感動を味わおう。

創業当初、弊社は映画館が映写に使う機器をつくっていました。次第に製品品目が増え、現在では舞台を中心とした吊物装置の設計・製造を手がけています。
舞台というと何か珍しい、特殊な仕事のように思われるかもしれませんが、基本はものづくりです。そしてこの仕事には、ものづくりのエッセンスが詰まっています。
何もない更地から計画が始まり、建物が建てられ、さらにその中に舞台がつくられる。舞台の装置や設備を検討し、一つひとつ取り付け、完成です。
完成すると竣工式、あるいは劇場なら杮(こけら)落としが行われるのですが、ずっと現場を見てきた私たちにとって、杮落としは背中に電流が走るほど感動する瞬間です。この感動は、初めて仕事を手がけたときから社長になった今でも、少しも変わることがありません。

会社をステップの一つと考えるのではなく、
生涯の仲間となれるような人を。

舞台装置づくりは、決してきらきらした仕事ではありません。観客席から見えないところもたくさんあります。しかし私たちがつくりあげた舞台は、人をわくわくさせる輝かしい空間であることは間違いありません。
私は、当社での仕事を一つのステップとするのではなく、骨をうずめるくらいの気持ちで入ってきてくれる人を望んでいます。
当社では社員を「仲間」だと思っています。「家族」ではなく「仲間」。一緒に頭を悩ませ、現場で汗を流し、ものづくりを楽しみ、背中に電流が走る感動を共に味わう、そんな仲間を求めています。

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