舞台装置の用語集

ワゴン
広い意味に使わる言葉ですが、舞台用語としては舞台の転換を速めるために使用される「引枠(舞台面 より高く別に組み立てた台に車を付けた物)」を指すのが普通。
ワゴン・ステージ 
舞台機構の一種で、副舞台から主舞台へ、またその逆に移動させる機能を持つもの。そのため少なくとも副舞台の一つは主舞台+αの間口が必要。主舞台内に連接されて設けられた迫り群と対応するユニットサイズで、必要に応じてその一部または全部を移動させる。従って隣接するワゴン同士をロックさせるグルーピング・システムや動力装置、ガイド装置などが必要。また主舞台上の迫り機構と連動して昇降させる機能を持つものもある。
わたり(渡り)
「中吊り簀の子」の別称。歌舞伎舞台の大臣通り前後の舞台上部に設けられた、舞台間口一杯の長さで幅2尺前後の橋のような構造物のことをいう。今の劇場の「ブリッジ」に相当。
わりだい(割り台)
二重や傾斜舞台を組むときに使用する変形の台のことをいい、通常は新規に作られる。
わりどうぐ(割道具)
大道具を中央から左右に引き開けて場面転換をする際に使用する大道具のことをいい、あらかじめ左右に引き開けられるように制作されている。
わりどん(割緞) 
中央で割られている緞帳幕をいう。中央から左右に開閉するものと、左右斜め上に絞り上げて開閉するものがある。